大晦日になってクルマで母校に戻ってみた。
群馬県高崎市新町にある私立大学である。卒業したのは1994年の春で、ちょうど10年近くにもなった。たまたま新町の商店街に年の大きく離れた友達がいるので、新町にはちょくちょく来ていたので卒業してからずいぶん来てなかったなあ、みたいな感じはしない。
だが、キャンパスに足を踏み入れるのは8年ぶりかも知れない。そこに誰も知るものもいないし、ゼミの教授は卒業したあくる年にお亡くなりになられた。なので卒業後はなんの交流も大学とない。
大晦日に来て、私はこんなところで何をしてるのかと思ったが、近くに韓国人の経営する店がありキムチを分けてもらったり世間話をするので小一時間過ごしてから、大学のキャンパスに入ってみた。
多分、これで二度とここに来ることはないだろうと思った。帰りの道路は大晦日で慌ただしかった。