宿命は変えることが出来ません。
生まれてきた日時、場所を訂正することは出来ないからです。
運命は変えることが出来ます。
想いや思考を変えることで、
行動パターンや目標を変更出来るからです。
ですが、夢を叶えよう、人生を、生活を変えようと必死になっていても、
ひとりでは行き詰まってしまうことがあります。
自分自身、やれることはやった、
逆に、もう自分自身の力ではどうにもならない、
という局面に至ったとき、
何らかのサインや導きを受け取ることがあります。
急に思い立ったように、何処かある場所に行ってみたくなった。
あることがひらめき、特定の何かをしてみたくなった。
急に、本を読みたくなったり、音楽を聴きたくなったり、
映画を観てみたくなったり、絵画を観てみたくなったり…
そして、導かれるように、誰かに出会います。
人生の困難に直面すると、
救いの手を差し伸べてくれる人が現れます。
その人はただ、あなたに助言をするためだけに現れるのかもしれません。
後々考えると、その人に出会ったことで、
また、その人に出会わなければ、いまの自分は無かったかもしれない、
存在しなかったかもしれない、ということに気づきます。
その人と出会ったことが、色鮮やかに、
印象深く蘇ってくるのです。
本当の意味で、運命を変えるとは、
このように、第3者からの介入があります。
運命は変えられますが、
ひとりでは変えられないのです。
なぜならば、私たちは、
この世界に、たったひとりで生きているわけではないからです。
様々な人々が、お互いの人生に干渉し合います。
それは人ではなく、天使のような存在や、音楽のように、
目に見えないものかもしれません。
それらのサインや導きを見逃さないためには、
いつも、子供のように無邪気に、素直でいることでしょう。