Tenma channel

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心の闇と、どのように向き合うか シリウス文明がやってくる

転載元:「シリウス文明がやってくる」 Kagari ∞ Kazuki 
 
韓国歌手ユニさん自殺…新曲発売直前に

 

 日本でもデビューした韓国の女性歌手ユニさん(25)=本名・ホ・ユンさん=が、韓国・仁川市の自宅で首をつって死んでいるのが21日、見つかった。韓国メディアは自殺と伝えている。
 ユニさんは1996年にKBSテレビのドラマ出演で芸能界にデビュー。2003年に芸名をユニと改め、歌手として1枚目のアルバムを発表した。多彩なダンスで知られ、22日に3枚目のアルバムが発売される予定だった。
 韓国メディアは、ユニさんがインターネット上に書き込まれる悪口に悩まされていたとの知人の証言を報道。家族はユニさんが最近、うつ状態だったと話しているという。(共同)
(2007年1月21日21時54分 スポーツ報知)



チョン・ダビンさん、自殺原因はストレス性のうつ病

 

 自ら命を絶ったチョン・ダビンさんの死で衝撃が走るなか、相次ぐ女性スターの自殺の悲劇に憂慮の声が高まっている。
 チョン・ダビンさんの死は、今年はじめに自殺したタレント出身の歌手、ユニさんの死からさほど時間が経たないうちに起きた事件のため、さらに衝撃が大きい。
 女優のイ・ウンジュさんは2005年2月22日、やはり自ら命を絶ち、ファンに惜しまれながらこの世を去った。
 偶然にも彼女たちはみな、自宅か知人宅で首を吊り、悲劇の主人公となった。
 チョン・ダビンさんは発見当時、タオルで首を吊って亡くなっており、イ・ウンジュさんやユニさんの時のように、現在まで別途遺書は見つかっていないという。
 チョン・ダビンさんは、自殺前日の9日、自身のミニホームページに載せた「少し前まで塊のようになっていた痛みと悲しみが今溶けていきます」という内容の文で心情を述べているだけだ。
 彼女たちの自殺について、心理専門家たちは「何よりも周囲を取り巻く激しいストレスがうつ病をともなう原因になる」と診断している。
(スポーツ朝鮮/朝鮮日報JNS 2007/02/10 16:0)




お隣りの韓国では、女性タレントの自殺が相次いでいます。
これは日本と相似した出来事であり、他人事ではありません。
上の如く、下も叱り。世界で起きることは日本でも起き、
日本で起きることは世界でも起きることの例えです。

 

マスメディアでは、自殺の報道も沈静化してきたように見えますが、
実際のところ、それは本当に減少してきているのでしょうか。

 

近頃では、いじめの体質も陰湿化が酷いものです。
以前のユニさんのケースでいえば、
相手に自分の顔が見えないからと、
インターネットによる誹謗中傷の書込みが、
精神的に、そして生命を追い詰めました。

 

このような誹謗中傷は、匿名で言いたい放題であります。
匿名であれば、何を言ってもいいのでしょうか。

 

このような言葉での暴力、特にメールや文章による暴力は、
思いのほか、精神的なダメージを相手に与えてしまうものです。

 

まさに、言葉ひとつで、思いひとつで、
相手を殺してしまうことがあるのです。

 

相手に投げかけた批判や、誹謗中傷は、
すべて自分に返ってきます。
このことを、私たちひとりひとりが常によく考え、
思いやりや優しさの気持ちだけを
相手に送るように心掛けたいものです。

 

そして、そのような批判や誹謗中傷を
辛くも受け取ってしまった方においては、
“頑張ろう”という思いを、一旦、捨ててしまってもいいと思います。

 

例えばですが、自分は負けたくない、勝たなければと、
何かに抗おうと必死にもがいて頑張ろうとするよりも、
そこから一歩退いて、楽をしたほうがいいと思います。

 

楽をすることは負けではありません。
精神的にリラックス出来るような環境に自分の身を置く。
好きな音楽を聴く、遊びに行く、自然に出掛ける、
リラックスすることは人により様々ですが、
死を選ぶのではなく、それ以外のことで、
自分にとって今一番心地よいと思えることを何か探すのです。

 

自分が心底くつろぎ、平和な気持ちを取り戻すことが出来れば、
また何かを始めてみようという希望の気持ちが
ふつふつと湧いてきます。

 

死を選ぶことは、ゲームのリセット・ボタンとは違います。
人生の中での、ゲームのリセット・ボタンとは、
戦いから一旦身を退き、自分自身をリラックスさせることです。

 

ガソリンが切れたので、給油所に止まり、
エネルギーを補給するほどのことです。

 

心の闇に落ち込むと、
暗くて周りが何も見えなくなりますが、
闇にも底があります。
本当の意味で、暗い闇の底にずっといると、
いずれそこから抜け出したくなります。

 

耐えて待つことが大事なときもあります。

 

人生の中に、生活の中に、
楽しみもたくさん盛り込んでいいのです。

 

そして、死の概念に苛まれるのではなく、
“どこまでも、行けるところまで行く”
というのが好ましい在り方です。