半年ぐらい前のエピソードなのですが、
ふと、吉祥寺(東京都武蔵野市)の近くに、
風水を施した温泉があることを知り、行ってみようと想ったのです。
温泉と鼻の先ぐらいに深大寺というお寺があり、
温泉の帰りに、その深大寺を参拝して、
尚且つ、深大寺そばを食べて帰宅しました。
その晩に、かなり、リアルな夢を観ました。
その夢の中で、“わたしはヴィシュヌです”という声が聞こえました。
その後、象の頭をしたガネーシャやら、女神と想われる方々が、
色彩豊かな景色の中で、円陣を組んで踊っているのです。
まるで、曼荼羅を描いたような景色を観ている夢でした。
目が覚めて、“ヴィシュヌ”という名前をハッキリと覚えていたわけですが、
わたしはヒンドゥー教についての知識はまったくありませんでした。
ですので、“ヴィシュヌ”とは、何処かで聞いたことがある名称だな…
ぐらいの気持ちでした。
ガネーシャについては、あの独特な風貌ですので、存在は知っていました。
それで、目が覚めてから、ネットなどで調べてみて、
初めて知りました。
その他の女神たちが、ラクシュミやサラスヴァティであるということも、
この時点でわかりました。
ただ、なんであのような夢を観て、
ヴィシュヌさんをはじめ、ヒンドゥー教の神々があらわれたのでしょう??
と疑問を感じておりました。
ヒンドゥー教についてまったく知識がなかったばかりか、
インドに対して、特別に興味があるとか、郷愁を感じるなどということも、
まったくありませんでした。
たまに、インドカレー料理店に行って、
ナンを食することはありましたが…
その何週間か前に、ある知人から、
江原啓之さんの『A*NO*YO』という本をプレゼントされたことがありまして、
この夢を観た何日か後に、この本が気になって、
パラパラと眺めていたのです。
そうしたら、ヒーリングスポットを紹介するページがあり、
そこに、深大寺の項目がありました。
その本に書いてあったのは、深大寺の名称の由来として、
“仏典を求めて天竺を旅した中国の僧・玄奘三蔵の守護神
と伝えられる「深沙大王」に由来するそうです”
とありました。
「深沙大王」をウィキペディアで検索してみますと、
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深沙大将(じんじゃたいしょう)は、仏教の守護神の一人で、
形象は、1面2臂で髑髏の瓔珞をつけ、持物については一定しないが、
蛇や戟を持つものがある。
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インド仏教とヒンドゥー教とは別物だとは想いますが、
深大寺に行ったから、ヴィシュヌさんたちが夢にあらわれたのだと
直観的にわかりました。
その数ヵ月後でしょうか、
私はプライベートで少々、音楽活動を行なっているのですが、
その繋がりで、ひとりの女性ヴォーカリストと出会いました。
神秘的で、独特な雰囲気を持っていて、
この人、何処かインドっぽいなぁと想っていたのです。
六本木で夕飯を食べましょうということになりまして、
食事をしながら、自然とスピリチュアルな会話へと流れていきました。
その女性は、
「わたしは前世で、インドで巫女というか、シャーマンをしていました。」
インドっぽいという直観は、そういうことだったのです。
さらにその女性は、自分はいかにインドにご縁があるかという話を続けました。
私はその女性に対して、私の置かれている現状などを話してみました。
そうすると、その女性は、まるで私に対してお告げをするかのように、
「あなたは大きな変化の真っ只中にいるのですからね、
何も心配することはないのですよ、想った通りに進んでいいのですよ」
と言いました。
その瞬間は、とても不思議な感じがしました。
その女性とは、その日、1日だけの出会いでお別れとなりました。
このとき、ヴィシュヌさんたちの夢の話のことは忘れていたのですが、
あとで振り返ってみますと、私にメッセージを伝えるために、
現実の人をパイプ役として遣わしてきたのか、もしくは、
直接、肉体化して現れてきたのかとさえ、想えてなりません。
たびたび、メッセージを送ってくるようになりました。