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お彼岸の特別稿 郷里の群馬であったお話し 8 沼田市東倉内町 御搗家稲荷神社


御搗家稲荷神社


沼田市東倉内町 御搗家稲荷神社 おつくしま稲荷
1986年5月高校2年。
 ゴールデンウイークも終わって新緑で公園が美しくなったころ、東屋で待っていると、そのうちに○なえがきた。
沼田女子高の前にある稲荷神社の話になるのだけど、私は狐の神社は伯母のいる東松山の稲荷神社しか参拝したことないので当時は知らない。
学校の前にある稲荷神社なので、たまに参拝するのだそうだ。今日も参拝して帰ったという。
「そういえば、沼女の前に稲荷神社あったよね」と私がいう。
「参拝したことはミチノリはある?」
「あそこはないね。通過すると気が付くけど参拝ほどではない。お狐と言うのは一人一社でないと、すぐに縁が切れてしまうので参拝しないほうがいいと、宮巡りしてる叔父がいってた」
「(゚д゚)そんなものなのか」
東松山の叔母は気が合うのか、毎年遊びに行ってるからその時お参りしている。4歳から参拝してるから10年以上は参拝してるから縁が切れるのはもったいない。今年も夏休みに行って泊まってくるからまたお参りするだろうね」
「(゚д゚)それで、おつくしま稲荷は沼女でこっくりさんをやって毎年おかしくなる子がいるんだって」
「あー、あれはやめとけ。好奇心であれをやってはいけない」
「恐いわね。あれは悪い狐の仕業だとオヤジが言ってた」
「それで、○なえはなんで参拝してる?」
「(゚д゚)理由はないんだ。なんとなく参拝してる」
「ん、今日は○なえは変だな?憑かれたか」
「(゚д゚)気にするな、男にはわからん」
「・・・ウチに帰って休んだ方がいいよ」
「(゚д゚)いいの。このままいたいの」
「なんで女の子言葉になる *1ケラケラ」
「それで、こっくりさんをやっておかしくなった子はどうしたら良くなるか知ってる?」と○なえが訊いた。
「野狐憑きか?映画のエクソシストみたいに暴れるらしいよ。祓えるのは笠間稲荷の神主じゃないと無理だと、同じクラスの岡田が言ってた。そこの稲荷を代々祀ってるとか」
「学校に来なくなった子がいてね」
「お気の毒だが、利根沼田で野狐憑を祓えるものはいないし、片品の月山の行者が祓えると聞いたことはあるけど。祓うというより本人が謝る気持ちで、お揚げをお供えする気もないとなんともならないと思う。狐がだけが悪いということではない」
「そうだね。」
「触らぬ神に祟りなしだな」
「おつくしま稲荷は○なえが参拝してどんな感じ?」と私が聞いた。
「素朴な感じっていうの。身体がなんか暖かくなる感じ」
「ふーん、悪い稲荷じゃなさそうだね。なんか神様いるね」
「(゚д゚) あーなんて憂鬱な日なのかしら」
「(´・ω・`)暖かいお茶と和菓子買ってくるからちょっと待ってろ」
「(゚д゚) あー」

串団子


*1:*´∀`