Tenma channel

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お彼岸の特別稿 郷里の群馬のお話し 5 GFとえびす講でばったりとあった

GFとえびす講でばったりとあった話
生まれ故郷の沼田の振興のために書いてます。郷土愛ということで。💕 ほんとうか? 8年も行ってないので。

沼田 えびす講


 1984年11月
中学3年で高校受験の勉強をしなくてはいけないのだが、えびす講で売ってるブッカキチョコレートが子供の頃から好きで、それを買うのが目当てで学校が終わると、制服も着替えずに買いに行った。学校に金持っていちゃいけないというルールは私の頭にはない。
ふんふんふん♪とえびす講に行くと通りは人混みだった。
すると、後ろから声がした。
「おい、ミチノリ」とGFの声がしてギクッとした。
「・・こんなところで会うとは」と私は言った。
「何してる?受験生だから家で勉強しなくちゃいけないんだよ」
「わはは。そういうおまいこそ、そうだろ
私は永徳屋のブッカキチョコレートを買いに行こうと」
「ガキね。そんなものばかり食べてるから、いつも歯が痛いとか言ってるんだよ」
「しかし、こんなところで二人で歩いてたらつきあってるのばれないか?」
「バカだな、みんな家で勉強してるわ」
「ああ!そうか、さすが○なえ様だな。自由にアベック※(死語)ですよ。」
「あのな、普通そういうのは女の子が言うんだよ。(照れている)」
えびす講で賑わってるなかを制服で歩きながら。
「私は志望校は模擬テストの結果で余裕があるけど、ミチノリは大丈夫なのか?いつもギリギリではないか○高」
「うむ。受験勉強はしてないからな」
「勉強しないでそれだけなのは凄いな。しかし自信だけじゃ受からないよ」
「しかし、○なえの成績はいつも凄いな、やれば出来る子なんだなあ。そういうところが尊敬できる」
「なんだそれ、でもね、悩みはあるの。本当は○○女子高に行きたいのに、両親は電車通はやめろって」
「なるほどね、○なえはあっちの高校のが合ってそう。そうしろよ」
「・・・狭い町だね。うんざりする」
元々沼田で生まれた子じゃなくて、埼玉だったので。小学校になってから親の地元に帰ってきたらしい。
「狭いな。だが、慣れたか諦めた。どうせ高校過ごしたら大学言行ったら抜け出せるね。そう焦ることはない。今はやりたいことやってれば時間は過ぎていく」
「ふーむ」
えびす神の祭壇にて
「おい、ミチノリえびす様ってどう思う?」と○なえが訊いた。
「うちに、恵比寿大国の御札みたいの神棚に貼ってあるが、貼ってあるだけなので神様いない。幼稚園児の時から毎年貼られているが」
「大国は出雲の神様だけどね、恵比寿はなんだかわからない」
「わからない」同調
「大国はオオクニヌシノミコトって言うんだ。だから、オオクニヌシだけ拝むことにする」
「へえ、じゃあ私はえべっさん拝むとする」
「バカ!同じ神様、拝まないでどうする」
ということでオオクニヌシノミコトを二人で拝む。
拝み終わると、
「何を祈った?」と、○なえに訊かれる。
「何も願わない。願わなくても神の前では全てお見通しだ」
「・・そうなのか?・・・オオクニヌシってなんの神様か知ってるか?」
「知ってるよ、うさぎに餌やる袋もってる神だから、ウサギの神様だろ」
「(^Д^)プギャー 知らないなら知らないって言え」
「うむ。それでなんの神様なんだい?」
「縁結びの神だ」
「((((;゚Д゚))))ガクガク 」
それでばったり会ったのか。
しかし、やけに早熟なやつだといつも感じていたが。
一応礼拝(らいはい)が終わったので、目当てのブッカキチョコレートを買いに引き返す。
露天の玩具を売ってるようなところで、○なえが何かに注目している。何を見ているのか、視線を追っていったら、ぴょこぴょこカエルだった。ゴムの空気送りがついていてぴょこぴょこする玩具。
「これか?」と言ってぴょこぴょこカエルを手にとってみた。
「ここで再開するとは」と○なえが言った。
「再開?」
「そう、子供のころにお気に入りだったのだけど、無くなったの」
「欲しいのか?」
「・・・うーん」
15の女の子が買うようなものでない感じで。と言う感じなので買ってあげた。
しかし不思議なところがあった。ミステリアスな雰囲気と。
ぴょこぴょこカエルで喜んでいるとか。
しかし大国主命のオーラって確かに昭和の頃まであったのだが。
今は地球にはいらっしゃらない感じです。