Tenma channel

アセンションのためのブログ。活動は2008年から情報収集など。このブログの本体はtenma505.s1009.xrea.com/wp/にいます。

脱天理教→日月神示→よひとやむみな 脱宗教の第一歩 1986年 高2 愛 鳥頭宮 の太々神楽 後編

愛 鳥頭宮 扁額




愛 鳥頭宮 の太々神楽 後編
1986年の11月
この神社は鳥頭神社と言うのですが、古くは愛 鳥頭宮と称して愛と入れる珍しい神社だったのですけど。
群馬県にまだいたころは何度か不思議な経験をしました。
南北朝時代の延文3年(1351年)に編集された『神道集』の「児持山大明神の事」に登場する突東宮に比定される。児持山七社、あるいは吾妻七社明神の一つ。
それで前編の続きです。


太々神楽が終わって休憩が入り、獅子舞が始まります。
郷里の沼田市では獅子舞の風習がすっかりなくなっていましたから、よく観察していましたが、どうもお正月のイメージしかないのです。
○なえは「おー」とか言って喜んでみています。

早苗様 たまたまGFと同じ名前 創作ではないです



「(゚д゚) 杉の木になんかいるぞ ○なえ」と私が言った。
「なんかいるって何か見えるか?」
「私ははっきり見えるほうではないが、天狗のようなのがいる」
「天狗か?ここら辺は天狗を見たの話は多いからいるのかもね」
「んー、鳥みたいだぞ。鳥の人みたいのだ」
「(゚д゚)あー!真剣に言ってるようだな、それは烏天狗だ」

烏天狗



カラステング? 烏天狗というと、うる星やつらの鞍馬姫の僕(しもべ)みたいのか?」
「あたしに聞くな、あたしには見えないってば」
「かっこいいな、鳥の行者様のようだ」
「(゚д゚)やっぱりいるのか はあー」と○なえが言った。
「やっぱりって何?」
「この神社はあそこに丸いような岩があるだろ、そこに城があってここはその城の守りでこの神社があるから、そんな時代から烏天狗がいたとか親戚が言ってた」
「へえ」
と杉にいる烏をみてびっくりしていたら、獅子舞をやってる間は烏天狗が見下ろしてた。
「(゚д゚)」私達は放心状態になった。
「(゚д゚)」
「私は子供のころ、7歳か8歳かそれくらいまで、そういうのが見えていたのだけど、それから見えなくなったが、それからまた見えた。なんでだろう・・・ 多分さっきの祝詞の影響だ」
と、私はいった。

「・・『思うこと、皆つきねとて 麻の葉を、切りにきりても祓つるかな』か」

「それは、神人交流のための呪文だ。祝詞ではない」
「(゚д゚)ミチノリはやっぱり凄いな」
獅子舞が終わって烏天狗もいなくなったので、祭りも終わったのでそろそろ帰るぞという事になるが
「(゚д゚) 今日は凄いものみたな」と帰ることになる。
祭のあとの余韻のなか・・
矢倉駅から高崎行きの吾妻線に乗るともう夕方だった。
電車は暖房がきつめで暑かった。渋川で降りるまではまったく会話もなかった。
渋川駅で降りると、
「(゚д゚)あれ? なんで渋川で降りるんだっけ」と私が言った。
「バカ、あたしがデートするって言ってただろ」
「ああ、そうだった」
渋川の町は榛名山のシルエットがくっきりと黄昏のそらの中に映っていた。冬も近い。群馬はあっと言う間に冬になって、向こう半年は空が灰色になる日が多い。
「渋川と言ってもこれと言って何があるわけでもない町だけど、人目を気にすることなくいられるからな」と○なえが言った。
芸能人でもあるまいし、自意識過剰のバカなカップルのバカップルだとか思われるかもですが、沼田市というのは牢獄のようなところがあって、誰かの目の監視というのが靈的にある謎の町なので。

愛 鳥頭宮 で拾った石 後に御神体



脱宗教の第一歩 1986年
天理教徒だったので、親が4世代、私が5世代ですが私は中学生になると天理教はの教典自体は良いのだけど、どうも神がいるとは思えないので、脱宗教の第一歩で自宅の天理教の祭壇の宮のご神体を早苗様のアイデアで愛 鳥頭宮の境内の石ころに擦れ変えた丸い石は因みにこれです。1986年で17歳の時です。
愛 鳥頭宮の御祭神は倭健命(ヤマトタケル)ですから、倭の神様と名つけて一家で天理教徒をやめる、24歳までこの石が御神体でした。親は知らずに7年も石を拝んでいたことになります。
後々日月神示で同様な事が書かれていて、神の導きだったとしか思えないのですよね。
 御神体を丸い石にすり替えちゃってから、妙に不幸な事がなくなって高校の成績もよくなりましたし、人が不思議と集ういえになったり、一番良かったのは鬱みたいな心境がすっかり解消されたんですよね。
多分、それ前の御神体はただの空(カラ)だったというのが私の推測です
 
続く

脱天理教→日月神示→よひとやむみな 脱宗教の第一歩1986年 高2 愛 鳥頭宮 の太々神楽 前編

愛 鳥頭宮 拝殿と神楽殿

早苗様 たまたまGFと同じ名前 創作ではないです



すっかり公園の銀杏が黄色くなってきて空が澄んでいた。放課後の午後4時にまた東屋でGFを待っていた。高校2年。
 付き合ってるカップルというより、ほとんど同僚のよう。。
もう夕方になって黄昏になる前つるべ落としの時期
「遅くなったな、ミチノリ」と○なえがきた。
「ああ、特に遅くもない。黄色になった銀杏をみていた。自然は贅沢なものだ」
「贅沢なのか?それで、文化の日は予定はある?」
徒手帳を取り出してカレンダーを見た。
「11月3日は大安だな。ラッキーだ、予定はないようだ」
「予定を確認するまでもなく、手帳には何も書いてないでないか。大安もなにもあんなものは迷信だ。平安時代の公家じゃあるまいし」
「迷信か。私も実は気にしたことはない。それで文化の日は何かイベントでもあるの?デートのお誘いですか?」
「バカだな、こうやってあってるのもデートなんだよ」
「そうか。今まできがつかなかった」
「白々しい。吾妻の神社で太々神楽をやるので、それを見にいきたい。子供のころに見てまた見てみたくなったけど、他に興味のありそうなのはミチノリくらいしかいないからな」
「吾妻のどこ?」
「矢倉という駅」
「知らないな、中之条のもっと向こうかな?
('A`)いいけどさ、電車代高そうだな」
「帰りに渋川で降りて、デートとやらしてあげるわ!」
「行きますわ!」
当日になって
沼田高前のバス停で私は乗ったが、彼女は二つ前のバス停で乗っていた。同じバス停で乗ればいいが狭い町だ。あっというまにばれたら面倒くさいことになる。
沼田駅から吾妻線の矢倉に行くことになるが、吾妻線というの乗ったことがなかった。彼女は中之条に親戚がいたりすることで平然と電車に乗った。

天理教 神棚


「 ('A`) 行くのはいいけど、先日から神棚の祭り方で悩んでいるんだ」
と、私が言い出した。
「なんだそれ、そういえばミチノリの家には天理教の宮と神棚があるな」
「そうなんだ、あれはあきらかにおかしい。なので神棚はお父さんが死んでから埃かぶってる棚になっている。町内で配られる恵比寿大国と成田山の札置き場になっていて、いらいらする」
「それでどうしたい?」
「神棚はいらない。天理教の祭壇だけで良いのだが、8歳かそこらから観察してるが、奥の奥の奥に神の存在があるのだが神はいない。まるで空を拝んでいるようでイライラするときがある」
「変わった子供だったな」
「○なえの家の立派な祭壇をみて、これが古代神道かと思って救われた。明らかに神が降りる」
「オーバーだな。で、どうしたいんだ」
「母親に内緒で、天理教の宮のご神体を変えちゃう。いえば、うちの母親は天理教に洗脳されてるから、狂ったように怒るだろうな」
「奇想天外なこと考えるな」
「最初から神なんかいないからあの礼拝物(らいはい対象)はなんでもいいんだ。要はご神体だな」
「うちのオヤジに聞いといてあげようか?」
「そうだな、○なえのお父さんは半分神官だしな」
「そうだ、今日行く神社になんかないかな?」
「表向き普通の神道だから、神社に御札しかないぞ。まさか鳥頭宮の御札入れるわけにもいかないだろ」
「('A`)悩む」
「(^Д^)プギャー高校生の悩むことではないな。オヤジのようだ」
「笑うところではない、うちのおやめ、面倒な宗教もちこんできてこまる」
「あはは、そこから生まれてきたんだから困るな、それ」
「ああ、それを言ったら、親の親の親の親で、私で5代になる」
「・・それは、壮絶なことになるな」
「とりあえず、ご神体というのは取っておくのはどう?。ご神体は自分の信じるものしかダメだからね」
「('A`)そうだな」
「私は神道の原理をまだ知らない。○なえのお父さんに教えてもらいたい」
「ミチノリはウチのオヤジに気に入られているようだな。今時珍しい少年だと言ってる。天理教も御霊(死んだ人の靈)を大切にするから、そう悪くないと言ってるけど」
「そうなんだ。珍しいというより、本人は悩みの種だ」
「ところで、さっきの話で奥の奥の奥に神がいるって気になるな。それは何?」と、○なえが訊いた。
「感覚のことで、見えるわけではなく、奥の奥の奥に神がいていつも本心をみられてる感じがする。それはとてつもなく大きな存在」
というような話をしてたら吾妻線の矢倉についた。
祭の前で土地の人がたくさん神社に集まっていて、吾妻独特な感じのする荘厳な神社だが、古い社名だと「愛 鳥頭宮」というのだそうだ。
二人で参拝すると、まったく同じ瞬間におなじ作法をする。これは古神道なので教えられないし、教えても理解できない。
吾妻地方独特な祝詞神職によって奏上されたが、○なえの遠い親戚なのだという。南西から群馬に流れてきた武士が元なんで、元は武田の家来のような家系なんだろうね。その辺はあたらないし、興味もない。
確かにこの神社の祝詞は、神がのるのりとで普通の神社で神主がただ読んでいる祝詞と違った。節が違うし、神人交流してるのがわかる。
太々神楽が始まると、○なえが食い入るように見ていた。まあそれが目的で来てるのだから。
食い入るように見ているので、そのまま放置して駅からくる途中に和菓子屋があったので行って、和菓子を数個買ってたり、社務所にご神体となるものはないかみてから、戻った。
「あれ、ミチノリどこに行ってた。気が付いたらいないから神隠しにあったのではないかと思ったぞ」
「ほれ、和菓子買ってきた」と渡す。
「最初の祝詞はなんて言ってた?」
「ああ、あれか。『思うこと、皆つきねとて
麻の葉を、切りにきりても祓つるかな』と言っている」
「ちょっとまって、生徒手帳にメモしとく」
「(゚д゚)珍しい。初めて手帳を使うんだな」
教えてもらってから、
「あれは呪術だな。祝詞ではない。天理教のただ言ってる祝詞ではないな」
太々神楽が終わっていた。
不思議に胸に残っている。ゆったりした気分になった。
「('A`)ご神体のことだけど、さっき社務所いったらそういうのないのな」と私が言った。
「ないだろ、あ、そうだこれでも入れておけ」
と言って、足元に転がっていた丸い石を取って手渡した。
「(゚д゚)石?ですか??」
「そうだよ、昔は石を祀っていたことからはじまって、そのうち神社の石を拾ってきて祭壇の中央に古代神道はしていたそうだ」
「女子高生なのになんで知ってるんだ?」
「知るつもりはなが、子供のころからオヤジが楽しそうに話しているのを聞いてたのでね」
「(゚д゚)それいいかもね。お金もかからないし」
「うちでよく洗って塩で清めてから入れ替えちゃえばいいよ。責任は持たないけどな。何が起こってもあたしに文句言わないでね」
「(゚д゚)多分何も起こらないんだな。天理教の会長がきて祝詞読んでも石が聞いているだけでいいし。ただ読んでるだけだし」

愛 鳥頭宮 で拾った石 後に御神体


続く。

お彼岸の特別稿 郷里の群馬のお話し 9 愛 鳥頭宮 1998年の9月

愛 鳥頭宮
1998年の9月

愛 鳥頭宮 扁額


 私が修験宗の山伏さんらと動いていたころくらいな話。私は吉野の聖護院には関係ないのだが、平らに言うと、子持山は平安のころから神官が靈山として専属の神職のいる神社がないので、吉野の聖護院から修験者が来て靈山として(別当)修めていたから、準靈山のような扱いだった。上野國(群馬県)には名だたる靈山の榛名山赤城山があるため、そんなに靈山の称号は出せないと言ったところ。
それで、子持山山麓の旧月夜野、現在のみなかみ町に聖護院の末寺があるんで、自然と行くようになってしまい、住職にしばらく群馬にいるのなら修験宗の寺にいてくれというので、33までいることになった。それで、修験宗の山伏さんと動いていたころ。私は脱宗教人なのでどこにも属さないが、得度はしてるのでその年で得度するとはすげーみたいな感じで、住職に気にいられていた。多分前世の叔父なんだと思う。
1998年の5月か、私は一人で吾妻地方の奥の山で経文を唱えに行ってたのだが、一人でうろうろしてると地元の人や警察に不審がられて自殺でもするのではないかとかで、職質をうけるのが面倒くさいらら、神道系修験者の 装束でうろうろしていた。
見た目で判断されるから、人ってこうもあっけなく・・と思うことがよくあった。
で、前置きが長い。
国道145号、(昔の武田の軍用道)まで降りてくると、俗世間に戻るのでヤマザキデーリーストアがあるので、毒の弁当やたよく冷えた飲み物なんをたくさん買って休んでから、国道145号を沼田に帰るためにクルマを走らせていたのだが、神代杉のある愛 鳥頭宮の前を通過してそのまま素通りしたら、途端に頭痛がした。
「ウワァァ!!(>'A`)」
・・これは素通りせずに、参拝していけと言うのだなと思った。こういうことはよくある。
Uターンして愛 鳥頭宮に引き換えして参拝で礼拝供養してたら途端に直った。靈人おわします。
「('A`) しばらく参拝もせずに申し訳ない。私めの記憶するところでございますと、ここ10数年は参拝しておりません」
「・・それはよい」と聞こえる。
('A`) なんだろなあと思う。ここの丸い石をご神体にして7年も天理教の宮にいれてご神体としていたが、天理教も4年前に一家で辞められたから、石は大切に取り出して御祭りしてますが。御礼参りしてないからか?と思った。
「・・それもよい。神は与えっぱなしだ」と聞こえる。
また、神様にお聞きするので、神人交流の呪文を使う。
・・『思うこと、皆つきねとて 麻の葉を、切りにきりても祓つるかな』
何もお答えはないが神界と繋がって越天楽が聴こえる。
わからないまま境内にいて座りながら高校生のころ○なえと太々神楽を見て烏天狗がいたのを思いだす('A`)サナエサマ・・・ 
そんなことをしてたら、近所の人が出てきて、出てきたと思ったら中学生ぐらいの女の子だった。
「おじさん、何してるの?」とその子が言った。よくみると普通の子ではなく、なぜこんな田舎にこんな美少女がいるんだ?ぐらいな子だった。

さ○えり様

イラストはAi画での作成です。



「ん、ここの神社の神様に呼ばれて参拝してたところなんだな」
「ふーん、誰か参拝して祝詞唱えてからずっとみてたんだ」とその女の子がいった。
申し訳ないが、見つめて話されると テレ(꜆꜄꜆//˙꒳˙//)꜆꜄꜆テレ ヤメテクダサイ
この子は普通の子じゃないのは確か。
「(゚д゚) あれ?君はこの神社の子供なの?」どこか○なえ様と似ている。
「お爺ちゃんが神主してるけど、神社の子供じゃない。親戚。
おじさんはどこの人?このあたりでみかけない人だし、その恰好なに?」

神道系修験者


「ああ、これは山伏の親戚のようなものだね」
「ヤマブシか、お山で修行して帰ってきたの?」
「そんなところだね」

岩櫃山


何故か女の子が隣に座り出して(その子に捕まった感じ)自分の事を20分は喋っていた。うちのこととか、将来はこうなりたいとか。
・・(゚д゚)なんだこの感覚は。デジャヴー
「ちょっと待っててね、帰ってしまわないでね」と家に行ったと思ったら、お盆にお茶と田舎のお菓子を入れて持ってきてくれた。
「おじさんはどこの人?」
「ああ、沼田だよ、あとおじさんではないまだ27だ」
「沼田なんだ、あまり行ったことないな、なんかしょっぱいお饅頭たべた。饅頭なのにしょっぱいし、なんであんこが入ってないじゃない」

焼き饅頭


「ふむ。鋭い質問ですな」
「饅頭というのはな、こういうのが饅頭というのだ。あんこの入っているの」と言って草津みたいな茶色いのを持ってきてたので、指さした。
「はい、沼田は昔むかしから貧しいところでございましたから、吾妻のように富める農作物ができません。あんこを入れられませんから、多少甘くするのでタレをつけてから焼いているのです」
と、その場で即興で適当なことを言ってみた。
「そうか、気の毒なところなんだな。。。それで」
「はい、お姫様」上州人はよくこういう冗談をいう。
しかし・・昔から知ってるようなこの子の会話は何?
「沼田に親戚いるらしいけどね」とその子が言った。
「・・・親戚 遠い記憶 高校の頃・・・・・」と思い浮かべる。
「ふむ?ひょっとしたら、それは○井家のこと?」
「(゚д゚)なんで知ってるの?ヤマブシだからわかるのかな?凄いね」
「山伏だからわかるのじゃない感じかな」
_(:3」∠)_ 脱力
・・そういえば○なえが、愛 鳥頭宮の神主が遠い親戚だとか言ってた記憶がある。なんか私はこの家系はなんらかの縁があるのかなと思った。
今から考えると神社参拝したので、ここの靈団と関わりができただけ、つまり影響を受けたということ。一般人はここで縁があると思って勘違いを起こす。
それから、その子の話がたくさん喋りたがっているので、聞いてあげた。またこっちに来たらとて、紙と鉛筆に住所と名前を書かれたのを手渡してくれたので、それを見たらぎょっとした。
(゚д゚)
○○ 小百合
・・この子は姫の生まれかわりだ・・・・

愛 鳥頭宮 狛犬



お彼岸の特別稿 郷里の群馬であったお話し 8 沼田市東倉内町 御搗家稲荷神社


御搗家稲荷神社


沼田市東倉内町 御搗家稲荷神社 おつくしま稲荷
1986年5月高校2年。
 ゴールデンウイークも終わって新緑で公園が美しくなったころ、東屋で待っていると、そのうちに○なえがきた。
沼田女子高の前にある稲荷神社の話になるのだけど、私は狐の神社は伯母のいる東松山の稲荷神社しか参拝したことないので当時は知らない。
学校の前にある稲荷神社なので、たまに参拝するのだそうだ。今日も参拝して帰ったという。
「そういえば、沼女の前に稲荷神社あったよね」と私がいう。
「参拝したことはミチノリはある?」
「あそこはないね。通過すると気が付くけど参拝ほどではない。お狐と言うのは一人一社でないと、すぐに縁が切れてしまうので参拝しないほうがいいと、宮巡りしてる叔父がいってた」
「(゚д゚)そんなものなのか」
東松山の叔母は気が合うのか、毎年遊びに行ってるからその時お参りしている。4歳から参拝してるから10年以上は参拝してるから縁が切れるのはもったいない。今年も夏休みに行って泊まってくるからまたお参りするだろうね」
「(゚д゚)それで、おつくしま稲荷は沼女でこっくりさんをやって毎年おかしくなる子がいるんだって」
「あー、あれはやめとけ。好奇心であれをやってはいけない」
「恐いわね。あれは悪い狐の仕業だとオヤジが言ってた」
「それで、○なえはなんで参拝してる?」
「(゚д゚)理由はないんだ。なんとなく参拝してる」
「ん、今日は○なえは変だな?憑かれたか」
「(゚д゚)気にするな、男にはわからん」
「・・・ウチに帰って休んだ方がいいよ」
「(゚д゚)いいの。このままいたいの」
「なんで女の子言葉になる *1ケラケラ」
「それで、こっくりさんをやっておかしくなった子はどうしたら良くなるか知ってる?」と○なえが訊いた。
「野狐憑きか?映画のエクソシストみたいに暴れるらしいよ。祓えるのは笠間稲荷の神主じゃないと無理だと、同じクラスの岡田が言ってた。そこの稲荷を代々祀ってるとか」
「学校に来なくなった子がいてね」
「お気の毒だが、利根沼田で野狐憑を祓えるものはいないし、片品の月山の行者が祓えると聞いたことはあるけど。祓うというより本人が謝る気持ちで、お揚げをお供えする気もないとなんともならないと思う。狐がだけが悪いということではない」
「そうだね。」
「触らぬ神に祟りなしだな」
「おつくしま稲荷は○なえが参拝してどんな感じ?」と私が聞いた。
「素朴な感じっていうの。身体がなんか暖かくなる感じ」
「ふーん、悪い稲荷じゃなさそうだね。なんか神様いるね」
「(゚д゚) あーなんて憂鬱な日なのかしら」
「(´・ω・`)暖かいお茶と和菓子買ってくるからちょっと待ってろ」
「(゚д゚) あー」

串団子


*1:*´∀`

お彼岸の特別稿 郷里の群馬であったお話し 7  ツインレイ

勾玉



ツインレイというには必ずありますが、スピリチュアル商売が利用していまして、「あなたと誰さんは、ツインレイです」とか言われてその気になって、当時の高校生の同級生でくっついて離婚騒動になったのFacebookが出だしたから何軒もありました。
私に相談持ち込まれた数は3件以上。
(´・ω・`)知らんがな
 なんでこんなにあっけなく騙されていくのかなあと。
ツインレイの鑑定料5万円とか。
みなみな魔の僕でございます。
しかし、ツインレイというのは確かにあって、ツインレイで会ったとしても、それがどこで会うかもわからない。学校だったかも知れないし、職場だったかもしれないし、ふとした偶然で会った人かも知れない。
それはツインレイだから夫婦になるということではないのです。
私は中学の頃にGFだったのが早熟だったか、マセた子だったかわかりませんが、GFというより女の子のが当時は精神年齢が上ですから、私がとっつかまってその辺のことを神道的に一緒に研究してた同僚感が大きいんですよね。
恋愛ムードになって、漫画みたいな学園ドラマみたいなのはありません。
中学から大学まで付き合ってましたが、大学になると20歳の時に再会したのですけど、居酒屋で会ったらなんか基本的に質素な感じは残っているものの、バブリーなお姉ちゃんになっていました。それはそれで良いのじゃないかと思いますが、化粧するとやっぱ目立つ子ですね。彼女の大学ではほっておかれなかったでしょうから、彼氏いるのか?ということは野暮なので訊きません。
居酒屋で待ち合わせして、というか安くあげるために従兄弟のやってる焼き鳥屋です。
高校卒業してバラ売りになって東京の大学と地方の田舎大学に別れましたので、一応20歳になったら成人式に帰れないといけないからその時とは計画してたのですけどね。
「あれ、ミチノリやけに垢抜けたな!まるで大学生じゃないか」
と、彼女は先に言った。
(´・ω・`)大学生だからな。しかし、2年は会ってなかったなが○なえは相変わらずだな。まあ高校のころからもう大人びたところがあるから変わらない感じ。高校5年生ぐらいな雰囲気」
お互い譲り合いで、決めないから気が付くと2年も経つ。
彼女もアパートに電話ないし、私もないから年賀状しかこなかったので会ってない。
「それは褒めてるのか?」
「さあ、そのまんまを率直に言ってみた」
「そっちの大学はどうだ?」と彼女がまた先に言った。
「専攻は当たったが、とにかくレベルが低すぎる。失敗したと入学して3日で思った」
「あはは バカだな、だから中学の頃からちゃんとあたしが受験勉強しろって言ってただろ」
「普段の成績が良くして推薦狙いをした。私が受験勉強しないのは、競争自体が好きじゃない。これはこれで良かったんだが。うちの家計で東京の大学には無理だからな」
「そうあきらめるな、どこの大学だって同じだよ。勉強するかしないかだからね」
それでお互いの状況を小一時間話したら・・
「地方の大学も面白いじゃないか!あたしもそれでいけばよかったかな」
と私の状況を話たら楽しそうに言う。
「(゚д゚)ハァ? 」
「あたしも県立女子は考えたことあるんだ」
「(゚д゚)なんだ、そこだったらうちと目と鼻の先で、そこでうちの大学でわからないことは訊いてたりするが」そこに彼女がいるとか言わないでとぼける。
「いずれにしても、今から考えても遅い」
「私にしたら東京の大学に行くのが理想だったのだけど」
「いや、その選択で間違いなかったかも知れないよ。あたしのところよりずっと自由な感じ」
(゚д゚)その時に妙な感じがして、彼女がその選択をしなかったから、今の彼女が現れたのか、みたいな感じがした。今でいうパラレルワールドのこと。それは、それぞれ別のはずの二人が、全く同じ単語を使うキーワードを出してくる。
普通の大学生のカップルはどうだか知らないが、私の追求している神道的な理論と経験は男だけだとダメなんですよね。
雛形を考える
それで、その時の彼女と、○なえと付き合い方と会話とかあまり変わらない高校5年生なのだけど、○なえがそのまま県立女子だったら、改めて彼女を作らずつまり新しくペアを組まなくても更新するだけで済んだじゃないか、みたいな感覚があった。
ビール飲みながら、どっちの方が良かったのかなあと当然思う。
だが、魂の学び合いの時期というのがあって、お互いの学ぶ期間が終わったら去っていき、また新しい学びのために誰かが、現れるというのがある。
人間が考えるルールではいかない。
だからツインレイは一人だということはないのです。
それもその時にツインレイだとは認識できないほうがずっと多いようで。それは魂の成長のため。恋愛の為じゃないので。
そんなことを考えていたら沈黙してるのかと思われたが。
「おい、もう酔ったのか?」と○なえに訊かれる。
「(゚д゚)ん、あそうだな酔ったかも。うん、酔ってる」
「嘘つけ、ミチノリのウソっていうのは白々しいのでわかりやすい」
「長い付き合いだからな。しかし中学の時に○なえが隣の席になったのは本当に良かった。君と会えて本当に良かった。だからここまでこれたんだなあと。思ったんだ。宇宙の流れみたいなだな」心の声かもしれない
「・・・・・そんなことは口に出して言わないで。泣きそうになっちゃう」
空気を変えた。
「実験で初めてキスしてみた時とかあったな? 女子高は怖いよね。実験でするものなのかと思った」
「バーカ」
そういえば彼女の涙を見たことはあまりない。
松田聖子赤いスイートピーを歌っていて、カラオケで歌っていて何故か涙したのは高校の頃一度みたことがある。へんなやつだ   笑 
学びあったソウルの別れみたいのを二人とも感じたんでしょうねえ。。最も多感な時期に○なえが隣にいつもいて魂のもう片方側 もう一人の自分、分相応。
それから○なえには会っていない。
もう沼田には帰ることなかったし。

お彼岸の特別稿 郷里の群馬のお話し 6  天桂寺 豊川閣

 

天桂寺 豊川閣
今年の天桂寺 豊川祭は11月1日だそうです。
生まれ故郷の沼田市の振興のために書いてます。郷土愛ということで。💕 ほんとうか?
 沼田城下の総鎮守【土岐豊川閣〜ときほうせんかく〜】
土岐氏沼田城主だった時からの屋敷神の鎮守だったダキニ天です。ですので土岐豊川閣というのだそうです。
私は9歳かそこらに石仏の会の会長だった叔父に雪の降る日に連れられて、天桂寺にお参りしたのが最初で。
「ここのお寺の子はおまいと同じ年だから、何かあったら仲良くして助け会うんだよ」と言ってました。今の和尚さんのことです。
叔父というのも面白い人で、社長業を引退後石仏とかみしゃくじ様とか研究してましたが、いつも会う度に「俺もな、あと3年で死ぬだろうから生きてる間に、嫁を連れてこい」と大学時代から言われているのですが、会う度にいつも同じこと言ってますが、いまは95かそこらになってると思います。まだ結婚してませんから多少有効期限があるのかもしれません。
私はその9歳の時に、土岐豊川閣に興味を持って
「おじさん、これは何?」と指さして
「これはな、稲荷のお堂だ。コンコン様だ」
「コンコン様、東松山のおばさんとこにも大きなコンコンがあってお参りしたことある」
「ああ、あそこのは大きいな。(箭弓稲荷神社)」
「白い猫がいるんだ。近寄って舐められた」
「そうか」
「ここのコンコン様は、キツネの人形(子供なので)がないよ。コンコン様はキツネの人形がたくさんあっておもしろい」
「おじさん、なんで沼田にはコンコン様がない?」
「あるにはあるが、小さくて目立たない。赤い旗たってる神社があるだろ?それがコンコン様だ」
「そうなんだ」
・・私は箭弓稲荷神社のような社格の稲荷神社が沼田になんでないのか?と言う意味ですが、やんごとなきお子でしたから、表現方法がわからないのです。
お賽銭は、5円を入れておきましたが、
その時の写真を観ましたら、1月4日にお参りしてます。
1月4日はダキニ天、仏教系稲荷の初参りの日なんです。
つまり、ここのダキニ天に呼ばれて叔父を通して参拝するように設定されていたとしか思えません。

お彼岸の特別稿 郷里の群馬のお話し 5 GFとえびす講でばったりとあった

GFとえびす講でばったりとあった話
生まれ故郷の沼田の振興のために書いてます。郷土愛ということで。💕 ほんとうか? 8年も行ってないので。

沼田 えびす講


 1984年11月
中学3年で高校受験の勉強をしなくてはいけないのだが、えびす講で売ってるブッカキチョコレートが子供の頃から好きで、それを買うのが目当てで学校が終わると、制服も着替えずに買いに行った。学校に金持っていちゃいけないというルールは私の頭にはない。
ふんふんふん♪とえびす講に行くと通りは人混みだった。
すると、後ろから声がした。
「おい、ミチノリ」とGFの声がしてギクッとした。
「・・こんなところで会うとは」と私は言った。
「何してる?受験生だから家で勉強しなくちゃいけないんだよ」
「わはは。そういうおまいこそ、そうだろ
私は永徳屋のブッカキチョコレートを買いに行こうと」
「ガキね。そんなものばかり食べてるから、いつも歯が痛いとか言ってるんだよ」
「しかし、こんなところで二人で歩いてたらつきあってるのばれないか?」
「バカだな、みんな家で勉強してるわ」
「ああ!そうか、さすが○なえ様だな。自由にアベック※(死語)ですよ。」
「あのな、普通そういうのは女の子が言うんだよ。(照れている)」
えびす講で賑わってるなかを制服で歩きながら。
「私は志望校は模擬テストの結果で余裕があるけど、ミチノリは大丈夫なのか?いつもギリギリではないか○高」
「うむ。受験勉強はしてないからな」
「勉強しないでそれだけなのは凄いな。しかし自信だけじゃ受からないよ」
「しかし、○なえの成績はいつも凄いな、やれば出来る子なんだなあ。そういうところが尊敬できる」
「なんだそれ、でもね、悩みはあるの。本当は○○女子高に行きたいのに、両親は電車通はやめろって」
「なるほどね、○なえはあっちの高校のが合ってそう。そうしろよ」
「・・・狭い町だね。うんざりする」
元々沼田で生まれた子じゃなくて、埼玉だったので。小学校になってから親の地元に帰ってきたらしい。
「狭いな。だが、慣れたか諦めた。どうせ高校過ごしたら大学言行ったら抜け出せるね。そう焦ることはない。今はやりたいことやってれば時間は過ぎていく」
「ふーむ」
えびす神の祭壇にて
「おい、ミチノリえびす様ってどう思う?」と○なえが訊いた。
「うちに、恵比寿大国の御札みたいの神棚に貼ってあるが、貼ってあるだけなので神様いない。幼稚園児の時から毎年貼られているが」
「大国は出雲の神様だけどね、恵比寿はなんだかわからない」
「わからない」同調
「大国はオオクニヌシノミコトって言うんだ。だから、オオクニヌシだけ拝むことにする」
「へえ、じゃあ私はえべっさん拝むとする」
「バカ!同じ神様、拝まないでどうする」
ということでオオクニヌシノミコトを二人で拝む。
拝み終わると、
「何を祈った?」と、○なえに訊かれる。
「何も願わない。願わなくても神の前では全てお見通しだ」
「・・そうなのか?・・・オオクニヌシってなんの神様か知ってるか?」
「知ってるよ、うさぎに餌やる袋もってる神だから、ウサギの神様だろ」
「(^Д^)プギャー 知らないなら知らないって言え」
「うむ。それでなんの神様なんだい?」
「縁結びの神だ」
「((((;゚Д゚))))ガクガク 」
それでばったり会ったのか。
しかし、やけに早熟なやつだといつも感じていたが。
一応礼拝(らいはい)が終わったので、目当てのブッカキチョコレートを買いに引き返す。
露天の玩具を売ってるようなところで、○なえが何かに注目している。何を見ているのか、視線を追っていったら、ぴょこぴょこカエルだった。ゴムの空気送りがついていてぴょこぴょこする玩具。
「これか?」と言ってぴょこぴょこカエルを手にとってみた。
「ここで再開するとは」と○なえが言った。
「再開?」
「そう、子供のころにお気に入りだったのだけど、無くなったの」
「欲しいのか?」
「・・・うーん」
15の女の子が買うようなものでない感じで。と言う感じなので買ってあげた。
しかし不思議なところがあった。ミステリアスな雰囲気と。
ぴょこぴょこカエルで喜んでいるとか。
しかし大国主命のオーラって確かに昭和の頃まであったのだが。
今は地球にはいらっしゃらない感じです。